子供は何故、親の言うことを聞かないのか?「聞かない」のではなく、「聞けない」のです。その理由を理学療法士の視点で説明します。

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どうも、ぎゃんかめです。現在2歳半の子供を持っており「なぜ子供は親のいうことを聞かないのか?」という場面によく出くわします。 親も自分が理解できない子供の訴えがストレスの原因になってしまいます。

この記事を読んで、理解してもらいたいことは以下の2つ↓

・子供がわがままを言ってしまう原因を理解してあげる

・イヤイヤ期の上手な対応方法を学ぶ

上記のことを、親も理解することでこどもの訴えを普段の視点とは異なる見方ができ、ストレス軽減に繋がります!

では脳外科で長年勤めた私が理学療法士という立場から、説明いたします。

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子供は何故、親のいうことを聞かないのか?

カオス
カオス

なんで子供はあんなに言うことを聞かないの?泣

gyankame
gyankame

そーでしょ?大変でしょ?その原因を知ることは親も重要です。

感情のコントロールは脳の前頭葉の役割です

これは誰もが知っていることだと思います。感情を司るのは「 扁桃体 」と呼ばれる部分です。怒りや悲しみは扁桃体から作り出されます。そしてこの扁桃体の働きを抑えるのが「前頭葉」です。

カオス
カオス

前頭葉は聞いたことあるけど、扁桃体…あぁ難しく…

gyankame
gyankame

まぁ、脳には感情を作り出す部分と抑える部分があるってこと。

赤ちゃんは前頭葉が特に未熟で産まれてくる

生理学的早産という言葉を聞いたことありますか?

人間はこれ以上大きくなってしまうと脳が傷がつかずに産道を通れなくなるために脳が未熟な段階で出生する道を選んだ。

といわれています。

つまり人間は、感情を抑える働きを持つ前頭葉が未発達の小さい段階で産まれてこなければならなくなったということです。

だから子供は言うことを「聞かない」と自分で選んでいるというよりは「聞けない」んです。

そしてこの前頭葉は25歳で成熟すると言われています。要するに小さな子供なんてまだ前頭葉は未熟なんです。そりゃ感情を抑えられませんよね?

病院に来る患者さんでこの前頭葉機能障害を呈する方への検査で有名なFAB(前頭葉機能検査)というものがあります。

その項目にも

「抑制コントロール」⇒「私が1回叩いたら、1回叩いてください」「私が2回叩いたら、叩かないでください」

という項目があります。この検査は簡単にいうと我慢できるか?みたいなものです。やはり前頭葉が正常に機能しなしと、こういった症状が出てくるのです。

gyankame
gyankame

そりゃ小さい子は本能のままに「ワーワー」言うよね。

カオス
カオス

納得しました。

カオス
カオス

じゃあ「あれが良い!」「これいや!」って泣き叫ばれたらどうすりゃいいの?

gyankame
gyankame

イヤイヤ期に多いやつですね。

イヤイヤ期の対応方法

2歳から3歳にかけて起こるイヤイヤ期。あれはかなり大変ですよね。

カオス
カオス

あら?イヤイヤ期の子の経験がおアリなんですか?

gyankame
gyankame

今です。泣

カオス
カオス

どんな風に対応しているんですか?

gyankame
gyankame

私はシンプルです。

子供のわがままな発言には種類があります。

①自分1人でやりたい!

自我の成長と形成が起こってくる時に見られることです。これも前頭葉の成長です。親としては心配や不安な行動を取りたがります。しかし自分という存在を認識することは成長の中で必要不可欠です。ただその自分でやりたい行動に伴うリスクを認識できていないだけです。

失敗すれば良いんですよ!転んでも大したケガしないですから。大けがしない程度に親が後ろから管理してあげましょう。まだ登れない年齢なら失敗して、怖い思いをすれば次からは「この前怖かったろ?手をつないで自分でできる?」これでOK。

➁自分で決めたい!

とにかくこの時期は「自分で選びたい!」がよく見られます。特に服を選ぶときはめちゃくちゃな組み合わせや、外出に適していないチョイスをします。「それパジャマやん!」こんなこともよくあります。

大人の前頭葉機能障害でも「状況が理解できない」「相手の気持ちが読めない」「こだわりが強い」など社会的行動障害という症状が出てきます。前頭葉が未熟な子供では当然です。

こんな状況で子供が押し出している感情は「自分で選びたい」気持ちです。

そんな時に親が「これ着なさい!」は禁句です。子供の意思を完全否定しています。子供の「自分で選ぶ」気持ちを尊重しましょう。しかし、外出時にパジャマはさすがにダメですよね。

そんな時は自分で選んできたパジャマの色、キャラクターなどからどんなものを選んだのか推測し、こちらが数枚の服をピックアップして「この中ならなにがいい?」と選ばせてあげましょう

うちは高確率で「これ!」って切り替わります。

子供は2~3歳頃になると「自分で決めたい!」という自我が芽生えてきます。その自分で決めたい!という気持ちに対して「それはダメ!こうしなさい!」はまず聞き入れてもらえません。相手の気持ちを否定する発言は避けた説得が大事です。

子どもに対する注意の仕方についてはこちら⇓

お母さん必見!子供への注意の仕方【注意に怒りの感情は乗せない】
子育てで悩むポイントの一つに注意の仕方があると思います。親の言う事を聞かない、他人が嫌がる行動を取る等は2~3歳児の子どもによく見られます。親から見るとまったく理解できないレベルの行動を取ってくる子どもにダメだと分かっていても腹が立ちます...

こういった前頭葉の未熟さで大人には理解しにくい発言や行動を取っていることを理解してあげましょう。

成人の前頭葉機能障害に対しても、リハビリの一環とした家族への介入も重要です。つまり病気による症状を理解してもらうということです。家族や会社の同僚など、その周りの人たちの理解が無ければ上手な社会生活は送れません。

自分の「したい感情」を抑えるのは難しいことを理解してあげる

何度も言いますが、子供は前頭葉が未熟であるため、自分のしたい感情を抑えるのは難しいのです。しかし子供のしたいことばかりをさせてあげてばかりでは親はたまったもんじゃありません。

先ほども病院での前頭葉機能検査のお話しをしたように、そういった前頭葉機能障害を呈する患者さんに「なんでできないの!」とは言いません。

そこで、「したい感情」を上手く酌んであげつつ、親の希望も混ぜてあげることが大事です。そうすることで、親自身もストレスと上手く付き合いながら子育てができるコツだと思います。

まとめ

子育てはストレスと癒しの繰り返しです。確かに子供はかわいいし癒されます。しかし、ストレスが溜まりすぎると、その親の感情は表情や口調に表れてしまって子供に伝わります。

どうして言うことが聞けないんだ。そんなことが出来ないんだ。と思ってしまうことって必ずあります。

でもその背景には脳の未熟さがあり、まだまだ成長途中であるために聞かないのではなく、聞けないことを分かってあげましょう。

酔っぱらったら親でも感情を抑えられないことって経験するでしょう?

あれはアルコールによって前頭葉機能が低下してしまっている状態なんです。理解しやすでしょうw

そして「脳が未熟だからしょうがない」という思考方法だけでは我慢できない時は言い方に工夫してその「子供がやりたいこと」と「親のしてほしいこと」を上手く組み合わせて伝えることで簡単に解決することもあります。

上手な子育てで子供の感性を伸ばしてあげることが大事です。

こうやって子育ての解決方法を検索してあげられる優しさがあるなら必ず出来ますよ!

雑記
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人生理学療法士だけじゃない。

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