モチベーションの違いで、悩む新卒理学療法士を体験者が解説

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理学療法士になった人が必ずと言っていいほどぶつかる悩みの一つに「モチベーションの違いによる人間関係」があると思います。特に新人の時はこういった悩みが出てきやすい環境にあるといえます。

理学療法士として必要なスキルは、患者に最適なリハビリテーションを選択する知識です。そしてその知識の量はひとそれぞれであり、身につけるには個人の学習意欲に大きく左右されます。

そして、学習によって得た知識の多い人は同職種から見て格好よく見られたり、尊敬される要因の一つになります。逆に言えば知識の少ない人は「ダメなやつ」「やる気のないやつ」のようなマイナス評価を受けやすいのも事実です。

こんな悩みは無いですか?

・自分の勉強意欲と同期の意欲にギャップがある

・勉強できない人の批判を聞いて、自分も・・・と悩む

・自分なりにやっているけど評価されない

こういった悩みは理学療法士に限らずどの職業にもあると思いますが、今回、理学療法士になって10年以上が経過した私、ぎゃんかめが新人の時に感じた以上の悩みについて実体験をもとに解説します。

この記事を読むと!

・新卒での入社時、理学療法士がぶつかる悩みをあらかじめ察知

・無駄な悩みで消耗しない心得

・どういった心持ちでいればいいか?

以上が分かるようになります!

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理学療法士が新人時代にぶつかる悩み

私が新人時代に経験した人間関係模様の一つに「勉強意欲の差」があります。入社したばかりの新人時代は特に誰しもそこそこ「良い理学療法士になってやろう」と意欲を持っています。

しかし、勉強には必ず得意な人と不得意な人がいます。その違いが原因で起こる悩みについて例を挙げて解説します。

実際にあった私が新卒入社時に出くわしたモチベの違いによる人間模様

私が新人で入社した時は同期が男性4人、女性3人の7人でした。各勉強に対するモチベーションは以下の通り。

男1⇒バリバリできて、やる気MAX

男2⇒マイペースだが真面目で勉強しそう

男3(私)⇒真面目な風貌では無いが負けん気あり、一応勉強するがスタート知識低

男4⇒私の仲良し男で、私の影に隠れて難を逃れるタイプ。勉強嫌いw

女1⇒ バリバリできて、やる気MAX (男1と仲良し)

女2⇒やる気を見せようとするが実は勉強は好きな方ではない。容姿良く先輩からチヤホヤ

女3⇒女2の仲良し。勉強苦手。

やっぱりこんな感じで勉強意欲は人それぞれ。性格的にもそうですが、学生時代の勉強量も影響し入社当初からできる人とそうでない人に分かれます。やはりできる者同士(男1と女1)は仲良し。

みんなバラバラですが、入社当初はそれなりに皆頑張ろうとします。定時は17時でしたが、暗黙19時くらいまでは残るのが当たり前の職場でした。そんな残業中に聞こえてきたこんなやり取り。

メンバー(男1、女1、先輩2人と離れた所に私)

石頭の先輩


女2って全然ダメだよね。

女1(できる同期)


そーなんでよね。ホンマだめ。全然~~できてないもん。

男1(できる同期)


女2は~と~がダメですよね。人間としてちょっと…

gyankame
gyankame

(…勉強の出来・不出来でボコボコ言ってるやん。)

内容は同期の女2の新人発表への取り組みと内容に関して出来る同期の男女が先輩と陰口MAX。

指摘されるべきことは理学療法士としてであって、人間ではない

こんなやりとりは新人時代にありえる光景だと思います。他の人に負けたくないという気持ちが強い年代は「自分が何をするか?」ということより、「自分は他の人と比べてどうか?」という視点が強くありがちです。中堅の上司も新人に対して「新人に負けられない」という思いが強くなるのでしょう。自分を他者と比較し、刺激を受けながら成長させる方法はある意味有効的であることもわからないでもないです。

しかし、これらのやりとりでひどいのは、「勉強に対する取り組み方」の指摘だけじゃなく、「勉強に対する姿勢への指摘」が=「人間的な部分への指摘」に変わっているところ。確かにわたしたちは理学療法士です。当然患者の治療のために勉強は必要です。理学療法士として働く以上、勉強をしなければ担当となる患者は損失を被ります。

だから、全く勉強をしていない人は理学療法士としての指摘を受けるのは当然です。しかし、理学療法士としての指摘と同時に人間性を非難されるのは間違っています。

理学療法士として患者に貢献はできていない人でも、プライベートで他者貢献できている人はたくさんいます。それでも人間性を非難できますか?その人の理学療法士としての一面だけを見て、人間性全てを捉えたような言い方はいかがなものかと思います。

入社したての新人時代は自己学習方法もまだ確立されていませんし、数ある理学療法士の分野で自分がどの分野に向いているのかも分からない状況です。まだ模索段階の新人を捕まえて、また、その一面だけで評価するのは間違いだといえるでしょう。

むしろ新人の教育係なら、どの分野なら興味が持てるか?という視点で教えてあげるべきことではないでしょうか?

他人を批判し、マウントを取ってくる人に出会ったらどうするか?

上記のような場面は複数人の新卒採用をする中規模以上の職場なら起こりやすいことだと思います。

こういった場面に遭遇したらこう考えよう

・他人を非難し、マウントしている人

⇒その人がそういう発言をする目的を考えてあげる。その人は「他人より上でありたい」「理学療法士はこうであるべきだ」という考えで生きているんだろうなぁ…と、優しい目で見てあげる。決して自分を否定することはありません。

他人と比べたり、他人から褒めてもらうことに欲求を持ってしまうと、認めてもらいたい相手ばかり意識してしまい、自分のペースが狂います。私の場合は今の自分を将来の自分に認めてもらいたくて頑張っています。

人生の目的は「他人に勝つことではなく、将来の自分が過去の自分を後悔しないように生きること」だと私は思っています。

新人時代のマウント取りあいに飲まれることなく、自分のペースで後悔ないよう着実に歩を歩めることです。

こういった心構えでいることは非常に大事です。

結局は承認欲求をどこに向けるかが大事

新卒の入社時はできる同期や先輩に圧倒されて自分の自信を見失っていくことがあると思います。そしていつしか、できる同期や先輩に認めてもらいたいと思い勉強することもあると思います。

できる相手から技術を学ぶことは重要です。尊敬の念を抱くのも自由です。しかし、その相手に認めてもらうように行動するのはやめましょう。なぜなら相手も人間で、他人を評価する尺度は時間とともに変わっていく可能性もあるからです。

以上の理由により、入社時から「自分がどうなりたいか?」を考えましょう。自分がどうなりたいかが分からない場合はこうしましょう。

・できる同期はこれからどうなりたいと考えているのかを参考にする

・できる上司は現状よりさらに先の何を意識して働いているかを参考にする

これらは参考程度にして決して無理に真似をしてはいけません。他の人はどうなろうと考えて今その行動をしているのかを参考にしましょう。

まずは漠然とでもいいから「こうなりたいな」を見つけましょう。それが見つかったら、今度はそうなるために一歩でも近づく行動を取り始めましょう。

承認の先を未来の自分にできている人ほど他人の動きは気にならなくなります。他人と比べてではなく、今の自分は目標とする自分に対してちゃんと近づけているか?という意識を持つようにすることが大事です。

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人生理学療法士だけじゃない。

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