不労所得は理学療法士にこそ必要な4つの理由を解説

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私は理学療法士として勤務を始めたのは平成21年4月から。理学療法士は「やりがい」と「困っている人には本当に必要な職業」であることは言うまでもありません。私が新卒で働いていた職場は学術活動も活発で、やりがいを感じられる良い職場でした。しかし、経験年数5年目以降の離職率が極端に高くなっていました。

そんな約10年間のキャリアの中で感じた、理学療法士こそ不労所得が重要だと感じた理由を述べていきます。

これを読むことで若いうちから理学療法士を安心して続けていけられるようになってくれる人が増えることを期待しています。

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なぜサブ収入が必要なのか?

タイトルにしたように理学療法士こそ不労所得が必要な理由は、ずばり生涯学習低年収です。

⇒理学療法士の給与に関してはこちら

リハ職は労働時間外の学習が必要となります。自分が担当している患者の病態に頭を悩ませ、文献や論文などからアプローチのヒントと根拠を探すことも日常茶飯事です。そして学術活動や都道府県士協会からの依頼で勤務日以外での活動もあります。

さらに年収が増えにくい職業であり、尚且つ独立の困難な職業ということも原因となっています。

これらの理由から、サブ収入の中でも不労所得となり得やすい資産を持つことが重要になってくるのです。

これらの内容を以下に深堀します。

理由①年収の低さ

理学療法士は平均年収が406万円といわれています。

もしこの記事を見て下さっているあなたがリハ職ならば、新入社時に他職である周りの同級生たちと比較したときは年収は良い方だったのではないでしょうか?多分5年目くらいから「あれ?」って感じ出すと思います。周りの友人たちとあった当初の給与差はなくなってきていませんか?

そうです。リハ職は昇給が悪いんです。私の最初の職場は県下ではそこそこ有名な中規模病院でしたが、昇給が0円の年も当然ありました。現在は小規模の病院で働いていて毎年約2000円上がります。

この額を多いと感じるか、少ないと感じるか。私の知人の病院で多いところで年5000円の昇給が最高額です。

理学療法士含め、リハ職の給料が上がらない理由はいたってシンプル。診療報酬を国からもらって売り上げを上げる生業だから。いちセラピストの売り上げには頭打ちが必ずあります。ですから「この給料額以上は赤字です。」ってのがあるから。しょうがないんです。

理由②やりがい搾取にあいやすい

「医療職は生涯学習」と言われたことはないでしょうか?これ基本的には間違っていません。しかし、私が疑問に思う風潮は、ボランティア系の無償労働の協力依頼が多いこと。リハ職の大半のみなさんが所属している各都道府県の士協会。あの士協会各部の手伝いをしたことありますか?時給が発生するものもあれば、部長クラスから「ボランティアで手伝ってよ。」って言われて、断ると微妙な空気が流れることもあります。

はっきりとものを言う私は以前そこそこ交流があるある部長に理学療法士の部会の仕事はインセンティブ設計ができていないことを指摘したことがあります。

すると部長は「報酬が無くて疲れても、空を眺めて、あ~綺麗だな。」とかでもいいじゃん。って言われたことがあります。

某部長
某部長

お金じゃなくて気持ちでいこうよ!空を見て!

カオス
カオス

ははは…。(空見ても飯食えねーよ)

他には現在のリハ職、特に理学療法士は日本理学療法士協会がキャリアアップ制度をどんどん作っています。認定理学療法士や専門理学療法士です。どちらも研修への参加や、症例レポートの提出など、それなりの努力量を求められます。

そして、ようやく取得できる認定・専門理学療法士の資格ですが、はっきり言って資格を取ることで得られるメリットはありません。

つまり資格制度は増えているものの、インセンティブ設計は全くできていないのが現状です。

インセンティブが無いにも関わらず、何故か認定や専門理学療法士の資格を取っていくスタンスを見せていないと「やる気が無い」と見られる職場もあります。

つまり、「報酬は無いが仕事が増える」構図が出来ているのです。

理学療法士として副収入を得たいなら⇒こちらの記事を参考に

理由③独立しづらい職業

一般的なリハ職の独立

ご存知の方も多いと思いますが理学療法士に開業権は無く、介護保険分野で起業する方法が一般的です。そして介護保険分野(デイサービスや訪問看護等)はめちゃくちゃレッドオーシャン!事業所数も年々ガンガン増えて、ガンガン潰れています。。。

国から介護保険事業として認可を受け、保険適用しながら経営するモデルは締め付けも厳しく、簡単に経営を安定させることはできません。そして上手く軌道に乗ったとしても、3年に一度ある保険制度の改定で再びピンチに立たされることも珍しくありません。

カオス
カオス

Oh my GOD…。それならば自費で貰えるように努力すっか!

gyankame
gyankame

それがね。。。

もちろん保険外サービスとして、自費で起業し、自由なスタイルで開業することは可能です。しかしそれにはリハ職ならではの弱点があるのです。

保険外で独立するリハ職の弱点

一般的に独立する人達は、仕事に慣れ、自分の腕に自信を持ち、「これなら自分の力でお金を貰える」という感覚になってから独立するのではないでしょうか?

カオス
カオス

そりゃーそーだろー。腕も無いのに独立できないだろ。

gyankame
gyankame

静かに聞いて下さい。

理学療法士や、その他のリハ職は技術職です。つまり専門的知識を身につけて、それを活かすことで対価を貰う形になっています。

しかし、これが他の技術職と何が違うのか、それは対価が「診療報酬」であること。実際にサービスを受けた患者が支払う額は、医療保険が効いた3割が通常である。

つまり、患者から見たリハビリテーションという技術に対する対価価値は3割で支払う時の額なのだ。本来は10割の時の額が技術に対する対価価値なのだが…。

カオス
カオス

あ…つまりリハ職の技術価値は本来の3割しか評価されにくい…

gyankame
gyankame

そーです。

それなんです。だから技術を身につけても医療保険を使わない自費での独立を試みても、本来の価値の3割分しか得られにくい技術であり、生計を立てにくいのです。

よほど通常のリハビリとは違う付加価値を持った人でないと自費での独立は困難な道のりであると言えます。

カオス
カオス

なるほど…

理由④理学療法士は名称独占で業務独占ではない

• 国家資格とは、一般に、国の法律に基づいて、各種分野における個人の能力、知識が判定され、特定の職
業に従事すると証明されるものとされる。
• 国家資格は法律で設けられている規制の種類により、次のように分類できる。
【業務独占資格/名称独占資格/設置義務資格】
業務独占資格 :有資格者以外が携わることを禁じられている業務を独占的に行うことができる資格。
例)医師、看護師、薬剤師、弁護士、公認会計士 など
名称独占資格:有資格者以外はその名称を用いて業務を行うことが認められていない資格。
例)保育士、社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士 など
文部科学省HPより
理学療法士は上記の名称独占資格にあたります。つまり、無資格者は「理学療法士」とは名乗れないが、「リハビリ」という業務はできる。
悲しいですが、現実です。現にそこら辺のデイサービスでも「リハビリ特化型」という看板をよく見かけます。そこに理学療法士がいなくても。。。

こういった国家資格でありながらも医師、看護師とは違い名称独占資格であることも理学療法士の職域を狭め、さらには独立の道を狭めている要因でもあります。

さいごに

ここまで読んで下さった方の中で、これから理学療法士、またはその他のリハ職を目指そうと思っていた方の心を折ってしまったのではないかと心配しています。

しかし、これだけは言いたい。リハビリテーションとは本当に大事な仕事です。私も10年以上やっておりますが、好きな仕事ですし、やりがいのある仕事です。

疾患しだいでは、リハビリテーション専門家なくして回復は有り得ない症状もあります。そういった患者さんはこの世にたくさん存在し、リハビリに期待をしてくれています。


この本も古いですが、リハビリ専門職の重要性や、専門職の根本的に重要な思考の持ち方を教えてくれる良い本だと思います。

しかし、そのリハ職の重要性がある一方でここまで述べてきたようなイチ業種として危うい側面を持っており、この職業を続けていく為の方法の一つに副業や特に不労所得といった本業に集中できるサブ収入を確立させておく意識を持つことも重要になるのではないでしょうか?

カオス
カオス

ところでgyankameはこれらを踏まえて何やってんの?

gyankame
gyankame

この「ブログ」とちっちゃい「せどり」です。

gyankame
gyankame

過去には「仮想通貨」、「Youtube」も。。。

カオス
カオス

いろいろやってみたんだね。

gyankame
gyankame

全ての失敗は経験なりw

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