理学療法士の収入への不満が臨床に及ぼす影響と解決方法

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理学療法士の平均収入は406万円と言われています。その平均年収は新卒当初は周りの他職種同期と比べると決して低いわけではありません。

しかし、新卒から5年、10年と経つうちにどんどん追い抜かれていくことを目の当たりにするでしょう。

この原因は昇級率の低さにあります。理学療法士の昇給は年間で1000〜2000円程度。

大幅な昇級は、役職に就くタイミングとなります。これはどの一般企業も同じだと思いますが、理学療法士は離職率が他の職業に比べて低く、中々役職に就くのが容易ではありません。さらにリハビリ業界は年功序列制度が根強く残り、努力でどうにかしにくいのも要因になっています。

そんな中、新卒時のモチベーションで給料を気にせずに働き続けることが難しくなってくる人も多いのではないでしょうか?

今回、そんな理学療法士の給料面の悩みを抱えることで臨床や学術的な自己研鑽に及ぼす影響と、その解決方法を考えてみました。

この記事で解決できる悩み

⇒給料が低くモチベーションが上がらない

⇒給料が低い今、自分ができることは何なのか?

同じ悩みの状況から私がとった行動をお話しします。

gyankame
gyankame

今はやりがいだけでどうにかなる時代ではなくなってきていますからね。その気持ち、分かります…

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漠然として良い、「自分はこうなりたい」を描く

結論として大事なのことは、「まず自分がどうなりたいのか?」を漠然としていて構わないので考えること。例えば、

将来

①技術力の高いセラピストになりたい

②お金に余裕のある生活を送りたい

③理学療法士を本業に、かつ生活に困らない程度の収入を得たい

大体はこれらのどれかに当てはまるのではないでしょうか?

「技術力の高いセラピストになりたい」

収入関係なく、「技術力の高いセラピストになりたい」と考える人。これに関しては迷うことなく自己研鑽を継続すれば問題ないでしょう。2040年に理学療法士の供給が需要に対して1,5倍になると言われ、日本理学療法士の半田会長も「個人として選ばれる理学療法士になることが大事」と解説しています。

理学療法士の制度は2019年現在、認定理学療法士、専門理学療法士とキャリアアップ制度があります。そして今後は登録理学療法士が追加され、研修を受けて資格取得する につれて理学療法士プラスアルファの資格を持つセラピストが増えてくることは間違いありません。

そのような理学療法士プラスアルファの制度が当たり前になった時、理学療法士の資格のみでは中々選ばれるのが難しくなってくることは容易に考えられます。

しかし注意が必要で、このキャリア制度は日本理学療法士協会が設定したキャリア制度であって、厚生労働省が設定したものではありません。

つまり、この認定・専門理学療法士の資格を取得したとしてもすぐさま診療報酬の加算が取れるわけではありません。今後の協会の政治的な活動次第で活きてくる資格となります。

ただ、2019年度の参議員選挙で理学療法士としての立候補者は全員が落選しています。この現状を踏まえると中々資格として活きてくるのは遠い話しのような状況です。

詳しくは以下の記事を⇓

理学療法士が将来増えすぎて飽和する!その理由と今できる対策を解説。

「お金に余裕のある生活を送りたい」

理学療法士の平均年収は406万円です(平成28年度)。これは日本の民間企業平均年収432万円(平成29年度)と比較しても分かるようにけっして高い給料ではないことが分かります。

詳しくは以下の記事を⇓

リハビリ専門職(理学療法士)の給料は多いのか?少ないのか?理学療法士になって10年以上が経過した私が解説します。

そんな決して高くない給料の理学療法士として働いていく中で、昇給の少なさから臨床のモチベーションが低下する人も少なくないでしょう。

  「お金に余裕のある生活を送りたい」 が臨床に及ぼす影響

理学療法士の給料の大幅な昇級は、役職に就くタイミングとなります。これはどの一般企業も同じだと思いますが、理学療法士は離職率が他の職業に比べて低く、中々役職に就くのが容易ではありません。さらにリハビリ業界は年功序列制度が根強く残り、努力でどうにかしにくいのも要因になっています。

理学療法士の離職率についてはこちら⇓

理学療法士の離職率は高いのか?

そんな給料の上がらない職場で働いていると上司から求められる学術的研鑽や日常業務には必要以上に取り組むことに嫌気がさしてきます。

もちろん理学療法士は病気で困った患者の人生に寄り添うための重要な仕事であることは重々承知です。しかし、「患者の為」というやりがいだけでは乗り越えられないモチベーションの壁もあると思います。

ましてやすでに役職が付いて手当をもらっている上司から「やりがい」で研鑽を求められても「あなたたち上司は貰っているから」と不公平感が募るだけです。

今の時代、「やりがい」だけで人を動かすのではなく、しっかりとした報酬や研鑽の将来的価値も提示してあげながら後輩育成をすることが重要になるのではないでしょうか?

  「お金に余裕のある生活を送りたい」 を達成するには?

②の「お金に余裕のある生活を送りたい」と思っているなら理学療法士だけの仕事をしているようではまず不可能です。

解決方法としては副業が必須です。理学療法士をしながらできる副業については以下の記事を参考にしてください。

理学療法士として働きながらできるおすすめの副業

初心者でも始められる副業の入り口編「せどり」

理学療法士の大家生活がスタート!自己資金ほぼ無しから家賃収入を得るまでの行動を解説。

  「お金に余裕のある生活を送りたい」ための結論

カオス
カオス

どれもやったことないから何から始めていいか分からない。。。

私も今までにせどり、Youtube、ブログとやってみましたが、現在も続いているのはブログのみです。(2020年6月現在は不動産賃貸業も開始しています。)どれが自分に合うのかはやってみるまで分かりません。とにかく挑戦して、継続できることを副業にするのが一番です。

2020年に開始した不動産賃貸業(ボロ物件オーナー)に関する記事はこちら⇓

理学療法士の大家生活がスタート!自己資金ほぼ無しから家賃収入を得るまでの行動を解説。
これまでブログ、Youtube、せどり等の副業に様々挑戦してきました。そして、2020年4月29日より2万円/月(2020年5月)の家賃収入を得ることが可能になり、理学療法士大家がスタートしました。2020円6月現在は2つ目の不動産、築古...

どんな画期的なアイデアや商品も打算的に生まれるものではなく、挑戦し続けた先に偶発的に生まれることが多いと言われています。「とりあえずやってみる」この精神はかなり重要です。

そんな気持ちを後押ししてくれる本はこちら⇓

「理学療法士を本業に、かつ生活に困らない程度の収入を得たい 」

こう思う方は多いのではないでしょうか?理学療法士の仕事は好きで、続けていきたいし副業なんてする時間は無いから…と思う方は最低限しておくべきことがあります。それは将来への保険と現在の支出を減らす節税の行動です。

理学療法士の将来は飽和していく可能性が高く、先行き不安定な状況です。そんな仕事である状況の上に、年金2000万円不足問題などが議論される昨今です。

将来への備えは必須になります。

 生活が困らなければと考える人の臨床での悩み

多分こう考える人は生真面目な人が多い印象です。そしてそんな人達は既存の理学療法士協会や職場の上司が言う将来へのキャリアアップ持論を素直に信じて働く人が多い印象です。

そんな人達は悪いように考えると受け身な人生を送っているとも考えられます。決して悪いことではありませんが、積極的な人に比べると不足の事態に対処する能力が低い可能性もあります。そんな人ほど将来への備えは必要であるのです。

今回、私がおススメする将来への保険と節税はiDeCoです。

 iDeCoとは?

iDeCoとは、自分で作る年金制度もしくは退職金の補填となる制度です。iDeCoは日本在住の20歳以上60歳未満の方であれば、原則誰でも始めることが可能です。

さらにiDeCo(個人型確定拠出年金)は全額所得控除となっています。

理学療法士の平均年収で掛け金の上限額を毎月積み立てれれば、毎月4800円節税効果が得られます。さらに退職金が他の民間企業と比較して少ない医療職は自分で退職金や年金の代わりとなるiDeCoを始めることは重要です。

詳しいiDeCoの説明はこちらの記事を参考に⇓

iDeCoは理学療法士も始めるべき理由

iDeCoの節税効果は日本の平均年収でいくらなのか説明します

毎月1万円、iDeCoを始めて1年9か月が経ったので成績公開

まとめ

まとめ

⇒給料は関係なく、理学療法士のスキルアップに人生をかけられる人以外は理学療法士外のことにも目を向ける必要がある

⇒お金に余裕が欲しいなら「副業」は必須の時代

⇒本業を理学療法士で生きていくなら節税と将来への保険は必須

gyankame
gyankame

どの行動も敷居が高く感じますが、始めていまえばそんなに難しいことではありません。私も2年ほど前までは全く何も始めていない状態でした。

とにかく、まずはザックリでいいので「自分がどうなりたいか?」から考えてみましょう。そして、それに1ミリでも近づく行動を取っていくようにしてみることから始めましょう!

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